営業マンが管理部のいいなり!?|【実話】倒産寸前からの企業再生

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成長期:堅調な業績推移
混乱期:業績不振から倒産寸前
再生期:企業再生、V字回復

営業マンが管理部のいいなり!?|【実話】倒産寸前からの企業再生

「管理部は俺らが食わしてやってる」

このフレーズは管理部からの要請に営業マンが対抗するときのお決まりのフレーズですよね。
実際言われる側としては悔しい思いだろうなと思っていました。
しかし、決して建設的な言葉とは思いませんが、これを言われるだけ幸せとも思えます。

なぜなら、これを言えるということは「営業マンが稼いでいる」ということです。
実は当社のある事業では営業マンが稼いでおらず管理部を食わせていなかったのです。

別の記事で触れますが、社内にはなんとなく赤字であろうと思われている事業がありました。しかし、あくまでも「なんとなく」であり、赤字の額は曖昧でした。
そのため、経営企画部が主導で管理会計を導入して詳細に分析を進めました。その結果、なんとその事業の収益は管理部の経費より赤字だったのです。

例えば非生産部門である管理部が一億円の経費を使っていたとすると、生産部門であるはずのその事業は営業利益が二億円の赤字でした。

つまり非生産部門より、生産部門がなくなった方が会社としては利益が上がることになります。事業としては即撤退レベルでした。

それがわかってしまった結果、営業マンは管理部に対して何も言えません。管理部もその部署について否定的になります。

例えば何か稟議を上げても、また赤字を広げる気か、と色眼鏡で見られてしまい、なかなか通りません。その原因はその事業にあるとはいえ、これでは事業を進めたくても稟議決裁に一ヶ月かかることなどざらにありました。

しかも今度は営業マンも事業が進まない理由を管理部のせいにしたりと悪い連鎖が続きました。

当時を振り返って

やはりこのような悪い連鎖は早く断ち切るべきかと思います。営業マンだけでは打開できませんので経営企画部も入ってテコ入れするべきです。

個々で見られるとやはり色眼鏡で見られてしまいますので、早急に立て直しの方針を策定し、経営者の意思として社内に周知するべきです。

そうすることで意味のない社内の敵を黙らせなければなりません。もちろん、経営企画部による進捗把握や施策の牽制などは絶対に必要です。

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