数字に弱すぎて感覚で議論するマネジメント職|【実話】倒産寸前からの企業再生

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成長期:堅調な業績推移
混乱期:業績不振から倒産寸前
再生期:企業再生、V字回復

数字に弱すぎて感覚で議論するマネジメント職|【実話】倒産寸前からの企業再生

みなさんの会社では数字はどのように使われていますか?

事業部では予実に始まり、施策の費用対効果や販売計画などで使われますね。他にも、各種KPIの状況やシミュレーション、過去施策の結果や業界平均値などいろいろあると思います。

営業マンなら月間目標と月内の進捗度や商談の確度などを管理しているのではないでしょうか。

私と同じ経営企画の方ならマクロ情報から自社の業績、社員数や人件費など、もちろん自社の業界や他社のベンチマークなど、こちらも様々な数値データを扱っています。

扱うデータは違えど、その道のプロなら数字は頭に入っているかと思います。まぁ、こういうものは営業だろうが企画だろうが提案書を作る過程で何回もその数字を使いますから仕事をしていれば自ずと頭に入ってきていると思います。

しかし、当社では数字で語られることが極端に少ないのです。特に、本来なら必須であるはずの管理職やマネジメント職にその傾向が見られました。

会議などでは資料を読み上げているうちはいいのですが、質疑応答になると途端にボロが出ます。

代表的な回答例

当社で実際にあった代表的な問答を並べます。

今月の営業目標は堅調です。

システムの導入後ミスはわりと減ってきました。

今月の業績はだいぶいいですよ。

たぶん、かなり売れると思うんですけどねー。

多めに買っておきます。

前からと比べてだいぶ改善しました。

みんな言ってますよ。(実は一人しか言っていない)

本当にこのような応対が会議ではまかり通っていました。しかもこの受け答えをしているのは主にマネジメント職です。
また、たまに数字を語ったかと思うと見当違いな数字を並べて同席している担当者が言い直す始末。

これでは何の議論も進みません。あまりに危機感を感じ、こんな状態でよく事業の責任者をやっていますね!と喧嘩したこともありましたが、全く反応はありませんでした。

これだけに限らず全てに言えることですが、マネジメント職がこうだと部下も「これでいいんだ」と思うようになります。
特に新入社員などは真っ白であるだけに一度そういう仕事の覚え方をすると直すのも一苦労です。
下手したらこれからの長いビジネスマン人生をそれでいいと過ごしてしまい、本人にとって不幸なことになります。私の経験だと1年から3年で部下も染まっていました。

まとめ

こうなる前に、PDCAによって繰り返し指摘し続けることでマネジメント職にそういう数的根拠の必要性を強く認識してもらう、マネジメント職の教育の徹底が必要です。
合わせて素直なうちの新入社員にその教育を徹底することも効果があります。
数字で語るということはビジネスマンの最低限のスキルかと思います。皆さんの会社ではどうでしょうか。

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