【実践テク】自社でできる経営課題の抽出!(3/3)

【実践テク】自社でできる経営課題の抽出!(3/3)

前回の続きです。前回記事はこちら。
【実践テク】自社でできる経営課題の抽出!(1/3)
【実践テク】自社でできる経営課題の抽出!(2/3)

5.優先順位付け

この優先順位付けも重要です。なぜなら恐らく経営企画部は少数精鋭でされている会社が多いと思います。2~3人という会社も多いのではないでしょうか。
数百という大小様々な課題を2~3人で解決はできません。解決している間に新たな課題がでてきたり、対策を打つことで違う課題が出てきたりもしてキリがありません。
だからこそ、今いる人数で最大の効果を出すため、どれに最大注力して取り組むか優先順位を付ける必要があります。さらに1つの対策をうつだけで複数の課題を解決できることもありますので、そういった視点でも見ていきます。

6.経営陣との課題認識のすり合わせ

いよいよ経営陣との課題認識の合意です。課題抽出が終われば、それらの対策、つまり戦略立案に入っていきますが、この時点で課題認識が違えば、戦略も的を射ていないものになります。そのため、この時点での合意は非常に重要です。

覚悟しておいてもらいたいのは、この段階で経営陣からダメ出しを食らうことはよくあります。それも当たり前で皆さんは順序立てて進めてきていますが、経営陣は皆さんの作業の結果しか見ていません。それこそ、経営陣の感覚で「これではない!」と言われたら今までの作業が振り出しに戻ります。

経営陣の言葉に気付かされることはもちろんあるでしょう。しかし、今までの作業を真剣にしてきたと自負するのであれば、この時点で皆さんは経営者として対等のはずです。遠慮はいりません。皆さんがなぜこの経営課題を最優先したのか説得してください。経営陣の言うなりではなく、参謀として提言する。それこそが経営企画部の本分です。

結果として、それでも提案が通らなかったとしてもそれは無駄ではなく、個人の成長としても素晴らしい経験を得られているはずです。もしかすると、この作業を通じて部内のコミュニケーションが活発になり、いいチームワークが形成できているかもしれません。

まとめ

ここまでで経営課題の抽出方法を見てきました。

  • 0.ブレストの準備
  • 1.経営課題のブレスト
  • 2.グルーピング
  • 3.グルーピングの評価
  • 4.1~3の繰り返し
  • 5.優先順位付け
  • 6.経営陣との課題認識のすり合わせ

いかがでしたでしょうか。私が長年実務をこなしてきた中で、様々な方法を試しましたが、このような進め方が一番効果的であったと思います。ポイントはホワイトボードで気の向くまま、感性に任せて書き殴ることですね。それによって、優等生的ではなく、本当に会社のための課題が出るかと思います。会社に批判的なことであろうともそれが「本当の声」なのだと思います。
ちなみにこちらも参考にしてください。

経営課題抽出に効く!課題を洗い出すためのヒアリングキーワード

それでは


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